ニュースレターで地域との距離を縮める
パチンコ屋さんのチラシは、台のお知らせとリニューアルオープンが中心。2011年に広告規制がかかり、自由な表現(特に射幸心をあおる広告)で広告を発信することができません。だから、最近の新聞折込チラシは、どこの店も一緒のつまらない内容になってしまうのです。
2013年、パチンコ大学A館さんでは『街のタウン誌』のようなニュースレターを作る試みがスタート。このニュースレターでは、お店やスタッフの紹介のほか、地域のお店紹介・街のゴミ拾いボランティア・町内のお祭りなどを紹介する賑やかな内容で構成されています。完成したニュースレターは、地域の2万世帯に2ヶ月に1回、スタッフ自らがポスティング。
地道な発行を積み重ねた結果、毎号ニュースレターに登場するパチンコ大学A館の八木澤店長(通称・やぎてんさん)は、地域の方から「あれ、やぎてんじゃない?」と声をかけられるまで認知度が広がりました。
「地域密着」を実践し続けるニュースレターへ
このニュースレターでは、2013年の創刊号から毎回1軒、地域のお店(主に飲食店)を無償で紹介してきました。現在ではニュースレターの発行が50号を突破したため、のべ50軒のお店を紹介してきたことになります。これは「地域密着店」「地域に根ざして」を地で実践していること…。
なかには、ニュースレターの取材がきっかけで仲良くなり、お互いのお店を利用するようになったところもあるとか。このニュースレターは、確実に地域密着の実績になっているようです。