広告業務未経験で、東京都江戸川区の片隅にある小さなビデオ屋店長だった私が、こうして20年近くこの仕事を続けることができたのは、クライアントのハナシを聴いて聴いて聴きまくって、聴いたこと以上の表現でまとめることができたからだと思っています。
独立して、一番学びになったことは、この「ハナシを聴くこと」の大切さであり、思いのほか世の中にはちゃんとハナシが聴ける人が多くないという事実でもありました。素直な態度で、先入観や思い込みなくハナシが聴ける人が少ないっていう意味であり、できる人が少なかったからオモシロホンポの価値を感じてもらえたんですけどね。
AIが益々活躍する時代がきても、SNS全盛の時代がきても、オモシロホンポにとって大切なことは、まずはフラットな態度で相手のハナシを聴くこと。その先に、ニュースレターが適しているのか、SNSが良いのか、事業ブランディングをすべきなのか、はたまた何もしない方が良いのかを見極めていけば良いのです。
「耳はふたつに口ひとつ」
「イチ喋ったら相手の話を2倍聴け」という神様のヒントだと、起業当初にある人に教えてもらったことを、愚直に守り、これからもこの言葉を軸に抱き、より良い仕事をオモシロく展開していくつもりです。
株式会社オモシロホンポ 代表取締役 川上 健太郎