ニュースレター修正のコツ!修正方法と基準を知ろう【ニュースレター作成講座第29回】


今回は、初稿が出来上がった後に行う、ニュースレターの修正方法とポイントについて解説します。

いざ修正しようと思うと、どこを直すべきか、ほかの人の意見をどれくらい取り入れるかで悩むかもしれません。
そういったときのために、今回解説するコツを押さえておきましょう。

本記事では、オモシロホンポの代表を務める“かわけん”こと川上 健太郎が、ニュースレターの初稿修正について解説します。

オモシロホンポとは?
ニュースレターを軸に広告・広報の制作を通じて、全体の99.7%を占めている中小企業の仕事をオモシロく演出することで日本を元気にすることをミッションとする会社。
これまで、34都道府県の100業種を超えるさまざまな企業のニュースレターを累計1,300号以上手がけてきました。

前回はニュースレターのデザインを考えるときに参考にしてほしい雑誌について解説しました。こちらもあわせてご覧ください。

ニュースレターの初稿を修正する方法

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ここでいう初稿とは、デザイナーから最初に送られてくる、デザイン済みのニュースレター原稿のこと。

デザイナーから初稿が届いたら、印刷して、アカを入れる(修正内容を書き込む)作業に入りましょう。

印刷は、基本的に原寸大で行ってください。
縮小して印刷すると、文字の大きさのバランスなど、細かい部分のイメージが変わってしまいます。

パソコンの画面上で見たときにも、同じようにイメージが違って見える場合があるため、やはり印刷してからアカを入れることをおすすめします。

初稿を印刷できたら、鉛筆や赤ペンなど使いやすいもので、直したいところや気になるところにチェックを入れていきましょう。

アカを入れたニュースレターをもとに、デザイナーに「ここを修正してください」と伝えます。

ニュースレターの紙面修正4つのポイント

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紙面修正がうまくいかないと、結果的に効果の出ないニュースレターになってしまう可能性があります。
よりよいニュースレターを作り上げるために、修正時は下記の4つのポイントを押さえましょう。

  1. 今一度「読者」と「コンセプト」を思い出す
  2. 自分の判断に躊躇しない
  3. 社員全員の意見を通すのはNG
  4. デザイナーに気を遣いすぎない

順番に詳しく解説していきます。

1.今一度「読者」と「コンセプト」を思い出す

「初稿は印刷したけど、どこをどう直せばいいんだろう?」
そう悩んだら、自社のニュースレターの「読者」と「コンセプト」を思い出しましょう。

この講座の第4回第5回で、ニュースレターを作る前段階として、「読者」と「コンセプト」を決めましたね。
それに合わせて、修正すべきかどうかを判断するんです。

「文字サイズが小さすぎて、読者である高齢者はきっと読みにくいはずだ」
「このニュースレターは取引先に親しみを持ってもらうのが目的なので、カジュアルな雰囲気のフォントに変えたい」
といった形で、合わないものにアカを入れていきましょう。

「自分が好きか嫌いか」で判断するのはNGです。
読者があなたの会社のニュースレターを読んでいるところを想像し、「こうすれば喜んでくれるはずだ」と思う方向へ修正してください。

2.自分の判断に躊躇しない

「読者」と「コンセプト」を頭に入れた上で、「こう直すべきだ」と思ったら、自分を信じて貫きましょう

もしかしたら、同じ部署の人やデザイナーから「ここは直さないほうがいい」という意見が出るかもしれません。
すると、「やっぱり直さないほうがいい?どちらが正解だろう?」と迷うこともあるでしょう。

そういうときは、「答えは読者が持っている」と考えてください。
ニュースレター発行後、読者が実際にそれを読んで、「このニュースレターはいいな」と思ってくれたら正解です。

しかし、そもそもニュースレターを発行していない段階では、読者の気持ちを知る方法なんてありませんよね。
そこで、「どれが正解か」を考えるのではなく、「現時点では、誰にも正解はわからない」と割り切ってしまいましょう。
その上で、「読者のことを考えればこれがベストではないか」と思う箇所を修正すればいいんです。

3.社員全員の意見を通すのはNG

自分の判断に不安があると、「社内の全員に見てもらって、全員が指摘した箇所を直せばいいのではないか」と思うかもしれません。
しかし、これは一番やってはいけない方法です。

修正の基準は、あくまで「読者」と「コンセプト」に合っているかどうか。
しかも正解は、現時点では誰にもわかりません。

なので社内の全員に聞いても、正しい修正箇所は誰も教えてくれないんです。

むしろ、読者やコンセプトを無視した修正の提案が出てきてしまう可能性があります。
そういった提案を取り入れてしまうと、ニュースレターの軸がブレて、読者に肝心なことが伝わらないニュースレターになってしまいます。
特にこれはやらないよう、注意してください。

4.デザイナーに気を遣いすぎない

デザイナーに修正箇所を伝えるときは、相手に気を遣いすぎないようにしましょう。

「デザイナーさんに『直してください』なんて言ったら失礼かな…」とためらう必要はありません。
むしろ、直すべき箇所をはっきりと指示したほうが喜ばれるはずです。

デザイナーに気を遣って修正の指示をしなかった結果、つまらないニュースレターになってしまったら本末転倒。
「デザイナーさんに嫌われたらどうしよう」と考え込むのではなく、「よいニュースレターを作るために必要な指示を出すんだ」という気持ちで臨みましょう。

ただし、修正してもらった原稿に対して、何度も何度も「やっぱりここも直してください」と指示を出すのは避けてください
デザイナーに余計な負担がかかってしまい、関係がギクシャクする原因になります。

読者とコンセプトを軸に修正箇所を決めよう

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今回は初稿の修正方法や、修正時に気をつけてほしいポイントについて解説しました。

デザイナーや社内の関係者とも話し合いながら修正箇所をまとめるのは、簡単ではないかもしれません。
しかし「読者」と「コンセプト」に合わせて、「もっとこうしたほうがいい」と感じたら、自分を信じて修正することをためらわないでください。
きっとそのほうが、よいニュースレターになるはずですよ。

次回は、ニュースレター発送先リストの精査について解説します。
ニュースレターを「誰に送るか」を決める作業はとても大事。
効果の出るニュースレターにするための、精査の方法をぜひチェックしてみてください。

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