ニュースレター作りで重要なのは、紙面の内容だけではない!【ニュースレター作成講座第2回】

ニュースレターに欠かせないのは、魅力的な紙面だけではありません。十分な成果を挙げるためには、その他にも押さえておくべきポイントがあります。

本記事では、オモシロホンポの代表を務める“かわけん”こと川上 健太郎が、成果の出るニュースレターのポイントについて解説します。

オモシロホンポとは?
ニュースレターを軸に広告・広報の制作を通じて、全体の99.7%を占めている中小企業の仕事をオモシロく演出することで日本を元気にすることをミッションとする会社。
これまで、34都道府県の100業種を超えるさまざまな企業のニュースレターを累計1,300号以上手がけてきました。

ポイントは3つ!成果の出るニュースレター作成の基本

前回の記事では、「ニュースレターをなぜ作るのか?」という点にフォーカスして解説しました。ニュースレターとはお客さまとの距離を縮めるためのツールであり、それによって「あなたから買いたい!」と思ってもらえるようにすることが目的です。

では、そういった成果につながるニュースレターを作るにはどういったポイントに注意すれば良いのでしょうか。10年以上にわたってさまざまな企業のニュースレター作りに携わってきた経験から導いたのは、以下の3つのポイントです。これらをしっかりと押さえてニュースレターを作成すれば、あなたの会社も売上アップを実現できるはずです!

1.送付先リスト

まず重要なのは、ニュースレターの送付先リストです。誰に送るかしっかりと精査していますか? これまでの経験上、いい加減に発送先を決めている会社が多い印象です。どんなに良いニュースレターを作ったとしても、お客さまになりえない人に送っていては意味がありません。したがって、紙面ネタを充実させることに時間とエネルギーを割く前に、「誰に届けるか?」について真剣に考え、決定することのほうが大切なのです。

送付先の相手は本当にお客さま・お客さまになりうる人なのか、じっくりと考えましょう。送付先リストはいわば会社の財産。できれば会社のトップや上層部が目を通し、判断する方が賢明です。

2.発行間隔

3つめのポイントは、ニュースレターを発行する間隔です。何も考えずに毎月発行しているケースは多いのですが、多くの会社の場合、そんなに短いスパンで送る必要はありません。例えば、BtoC(企業が一般消費者を対象に行うビジネス形態のこと)の事業を行っている会社で月に一度の短い間隔でニュースレターを送ると、受け手はプレッシャーを感じ、「何か売りつけられるのかも?」と身構えてしまいます。だいたい年に4回の間隔で、忘れられたかなというくらいの頃に送るのがベスト。「ちょっと読んでみようかな」という気持ちを持ってもらえて、お客さまのマインドシェア1位を保てるはずです。

ただし、業種などによってはこの限りではありません。例えば、とある学習塾では、ニュースレターを年6回の間隔で発行しています。これは、生徒と親御さんに向けてこまめに情報を発信したり、学習へのモチベーションをキープしたりするためには年4回だと間隔が開きすぎてしまうことがその理由です。したがって、この学習塾では隔月でニュースレターを発行するほうが読者に喜ばれると判断しました。このように、業種や規模に合った発行スケジュールを見定めることで、より高い成果が期待できます。

3.紙面ネタ

「もっとも重要なのは紙面ネタではない」と言いましたが、大切な要素であることには間違いありません。紙面ネタを決めるにあたって大切なのは、共感や自社開示をベースとして、応援したくなるような内容にするということ。回を重ねるごとにバージョンアップさせて、“読みたくなるニュースレター”を目指しましょう。

さらに成果を挙げるには、ニュースレター×イベントで相乗効果を狙え!

ここまでに挙げた3つのポイントは、成果を出すニュースレターを作るための基本です。この3点を押さえることができたら、さらにステップアップしましょう。プラスアルファの工夫でより大きな成果を導くことができます。そのひとつが、イベントやキャンペーンとニュースレターとを掛け合わせる方法です。

さまざまなやり方がありますが、ひとつはイベントやキャンペーンの開催の告知が挙げられます。例えば、割引キャンペーンや決算セール、新商品販売イベントなどが決まれば、ニュースレターでしっかり告知をしましょう。

ただ、それだけで終わるとただのチラシと変わりません。重要なのは、事後報告も掲載すること! イベントを開催したのであれば、その様子を撮影しておき、次号のニュースレターでその模様を報告します。

しかし、世の中の多くのニュースレターでは、告知はするものの報告はないというケースが多く、非常にもったいないと感じています。これまでのニュースレターを通して関係性が築かれていれば、報告を読んで「おもしろそうだから次回は行ってみようかな」「一度くらい行ってみよう」と読者が感じる可能性は高くなります。つまり、お客さまとの接点が生まれて売上アップにもつながるということです。

他にもまだある!ニュースレター×◯◯で成果を挙げよう!

他にもまだ工夫の余地はあります。例えば、次のような企画をニュースレターと連動して実施すると効果的です。

・クーポン
・プレゼント
・無料相談・診断

「割引」や「お得」といったキーワードは誰にとっても魅力的ですから、クーポンをつける方法は有効です。自社製品・サービスやスタッフのお気に入りアイテムなどのプレゼントでは、メールなどで感想も一緒に送ってもらうと良いでしょう。また、無料相談・診断はニュースレター上ではなく、別紙をOPP袋に入れて同梱する形でもOK。これらの企画をきっかけにニュースレターの読者があなたの会社に興味を持ち、ひいては売上アップへとつながっていきます。

紙面さえちゃんと作ればお客さまが来てくれる……わけではない!

ここまで解説してきたように、ニュースレター作成において重要なのは、紙面の内容だけではありません。紙面以外にもたくさんの仕掛けを施すことで、より多くのお客さまの心に深く届くニュースレターとなります。その結果としてあなたの会社に共感する応援客となり、必死に値下げキャンペーンなどをしなくても商品やサービスを買ってくれるようになるというわけです。

しかし、今回ご紹介した施策の他にもまだまだ工夫の余地はあります。ポイントとなるのは、お客さまとのコール&レスポンス。一方的に発信するだけでなく、お客さまの声が届く仕組み作りが大切です。それについては次回の記事で紹介していきたいと思います。

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