記事を書く前の準備!インタビュー取材のコツと持ち物をチェック【ニュースレター作成講座第15回】


今回は「記事を書く前の準備」の3回目、取材時の持ち物とインタビューのコツを解説します。

初めてのインタビューは緊張すると思いますが、今回解説するポイントをもとに準備をしておけば、安心して臨めますよ。

本記事では、オモシロホンポの代表を務める“かわけん”こと川上 健太郎が、取材のコツと持ち物について解説します。

オモシロホンポとは?
ニュースレターを軸に広告・広報の制作を通じて、全体の99.7%を占めている中小企業の仕事をオモシロく演出することで日本を元気にすることをミッションとする会社。
これまで、34都道府県の100業種を超えるさまざまな企業のニュースレターを累計1,300号以上手がけてきました。

前回は取材記事の事例と、インタビュー依頼時のポイントを解説しました。こちらもあわせてチェックしてみてください。

ニュースレターの取材に行くときの持ち物リスト

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お客様インタビューや取材に行く際、オモシロホンポのスタッフが用意しているものは下記のとおりです。これをもとに必要なものを準備しましょう。

  • ノート・メモ帳とペン
  • スマホかカメラ
  • ICレコーダー
  • 事例
  • お土産

それぞれ詳しく説明します。

ノート・メモ帳とペン

ノートやペンはもちろんあったほうが便利です。

スマホかカメラ

スマホはカメラ代わりに使います。写真撮影をする許可をもらっているなら、スマホかカメラは忘れないようにしましょう。

ICレコーダー

ICレコーダーは音声を録音するための機器です。安いものなら2000~3000円程度、高性能なものでも4000~5000円程度で買えるため、1つは持っていくことをおすすめします。
音質もここ10年くらいでよくなっており、鉄工所のように大きな音が響く中でも、一番近くにいる人の声をうまくキャッチすることが可能です。

スマホにもボイスレコーダー機能はありますが、オモシロホンポでは写真撮影に使っているので、ボイスレコーダーとしてはあまり使っていません。

事例

あなたの会社のニュースレターのことです。発行済みのニュースレターがあれば、「こんな雰囲気で載せる予定です」とインタビュー相手に渡しましょう。相手も掲載後のイメージがわかって安心できるはずです。

お土産

インタビューの謝礼というほど大げさなものではなく、ちょっとしたものを渡すとよいでしょう。
オモシロホンポでも、取材に行ったらささやかなお土産をお渡しするようにしています。
お土産があると場の雰囲気が和やかになって、お互い気持ちよく取材できるので、ぜひ実践してみてください。

インタビューを成功させるための4つのコツ

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インタビューを成功させるポイントは下記の4つです。

  1. 聞くことをざっくり決めておく
  2. 一問一答形式にしない(相手も慣れないことなので雑談がベスト)
  3. 「あとでこちらで編集しますので、ちゃんとしゃべらなくても大丈夫です」と伝えておく
  4. こちらで答えを決めつけない

理由も含めて下記で詳しく説明しますね。

1.聞くことをざっくり決めておく

初めてのインタビューでは、緊張のあまり頭が真っ白になってしまうかもしれません。
そこで当日何を聞くかをざっくり決めておいて、メモ用紙に書いておくとよいでしょう。

ポイントは「しっかり」ではなく、「だいたいこんな感じの話を聞きたいな」という風に「ざっくり」と決めておくことです。

例えば、前回ご紹介したオモシロホンポ新聞の事例はこちら
この取材の前、僕は「読者がどういう気持ちでこれ読んでくれたらいいかな?」と想像して、「実際にニュースレターを作ってみて、会社がどういう風に変わりましたか?」や「お客さんとの関係性にどんな変化がありましたか?」といった質問をし、最終的には「ニュースレターを作ってよかった」という結論になるといいな、とざっくり決めていました。

ただし聞くことをメモする際、しっかり作りすぎてしまうと、次に解説する一問一答形式になってしまう可能性があるので注意しましょう。

2.一問一答形式にしない(雑談がベスト)

インタビューが一問一答形式になると、
「生まれはどちらですか?」
「板橋区です」
「どうしてニュースレターを作ろうと思ったんですか?」
「社長に言われたからです」
「作ってみてどうでしたか?」
「楽しかったです」
のように盛り上がらない会話になってしまいます。これではニュースレターに載せたときにも、おもしろい記事になりませんよね。

おもしろいインタビュー記事にするためには、相手が実際に話している様子が目に浮かぶような文章に仕上げていくことが大切です。
そのほうが読者も読んでくれますし、読み応えのあるものになります。
おもしろいインタビューにするポイントは、雑談のように話すことです。そのために次のコツを実践しましょう。

3.「ちゃんとしゃべらなくても大丈夫です」と伝えておく

多くの人にとって、インタビューを受ける機会はあまり多くありません。当日は、自分だけでなくインタビュー相手も緊張してうまく話せない状態になっている可能性があります。

そこで「うまくしゃべらなくても大丈夫」だと伝えておくことが重要です。オモシロホンポの取材でも、これは毎回相手に伝えていますよ。

「読者の皆さんにとって読みやすい文章にするための編集は、あとでこちらで行います。今日話していただいたことをそのままニュースレターに載せるわけではないので、まずは雑談のように気軽に話してください」と伝えると、相手も安心している空気が生まれるので、お互いの緊張が解けた状態でインタビューを進めていきましょう。

ちなみにインタビューする側が緊張しすぎると、それが相手にうつることもあるので、自分が緊張しすぎないことも大事ですよ。

4.こちらで答えを決めつけない

これはインタビューに慣れてきた頃に気をつけなければならないポイントです。

取材に慣れた人だと、稀に記事の結論などの「欲しい答え」を先にイメージしてしまい、取材相手が欲しい答えと違う話をし始めたとき、自分が欲しい答えのほうに誘導してしまうケースがあります。

自分の欲しい答えを優先してニュースレターを作ってしまうと、取材相手に完成原稿を見てもらったとき、「こんなつもりで話したわけじゃないのに」と思われ、そこから関係がぎくしゃくしてしまうことになりかねません。

インタビューに慣れてきたときには、「テクニックで作ろうとしない」ことを意識してください。受け答えが上から目線になってしまったり、印象の悪い聞き方になったりしていないか注意しましょう。
そういった態度を取ると、取材を引き受けてくれた相手が心を閉ざしてしまいます。

インタビューで大切なのは、相手にある程度自由に話してもらうことです。その中からおもしろい話が出てきたらニュースレターに載せるつもりで取材に臨みましょう。

オモシロホンポでは、お客様インタビューは「今以上に信頼関係を築く最大のチャンス」だと考えています。
お客様インタビューをする相手は、よりよいお客様としてファンになってもらいたい、ずっと長く付き合っていきたいと思うお客様のはずです。
そのお客様とよいコミュニケーションを取ることができれば、「濃いファン」になってもらうことも可能です。取材の機会を生かして、よい関係を築いていきましょう。

インタビュー成功のコツは準備と気遣い

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今回はニュースレターを魅力的にさせる取材のコツや持ち物について解説しました。

インタビューを成功させるためには、当日までの準備と、当日の相手への気遣いが欠かせません。相手と心を通わせて、よい話を聞けるよう準備しましょう。

取材は簡単ではありませんが、やる価値は大いにあります。自分たちだけでニュースレターを作るより、絶対に面白いものができますので、試してみてくださいね。

次回は、取材の際にやってはいけないことについて解説します。ここを押さえないとせっかくの取材が台無しになってしまう可能性もあるので、忘れずにチェックしてくださいね。

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