紙面企画を完全攻略!創刊号の作り方【ニュースレター作成講座第12回】


今回は「紙面企画を完全攻略する!」の3回目!創刊号の誌面の作り方に焦点を当てて解説します。

初めて作ったニュースレターを読んだ人から、「おもしろかったよ」「次も楽しみ」という感想をもらえたらうれしいですよね。「次の号もがんばって作ろう!」というやる気も湧いてくるはずです。

読者によい印象を与え、次の号も読んでもらえるコツを紹介しますので、ぜひあなたの会社のニュースレターにも取り入れてみてください。

本記事では、オモシロホンポの代表を務める“かわけん”こと川上 健太郎が、ニュースレターの創刊号の作り方について解説します。

オモシロホンポとは?
ニュースレターを軸に広告・広報の制作を通じて、全体の99.7%を占めている中小企業の仕事をオモシロく演出することで日本を元気にすることをミッションとする会社。
これまで、34都道府県の100業種を超えるさまざまな企業のニュースレターを累計1,300号以上手がけてきました。

前回は、アイデアの整理と順位付けの方法を解説しました。こちらもあわせてチェックしてみてください。

ニュースレターの創刊号に入れるべき誌面企画

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前回、誌面企画のアイデアに優先順位を付けましたが、創刊号を作る際は前回の優先順位をいったん横に置いて、まず下記の項目を入れるようにしましょう。

「数年前にニュースレターを発行していたけれどやめてしまって、今回久しぶりに発行を再開する」という場合も同様です。

  1. スタッフの集合写真
  2. 社長(店長)の挨拶
  3. 今後連載になるような企画(1~3個)
  4. 編集後記

それぞれの企画がなぜ必要なのかについて解説します。

1.スタッフの集合写真

創刊号の表面、最初に目に入る場所に入れてほしいのがスタッフの集合写真です。
誌面が賑やかになるだけでなく、会社の全体像がわかるというメリットがあります。

例えば営業スタッフが取引先に行くパターンが多い会社の場合、取引先の方は営業スタッフのことは知っていても、会社全体のことはよく知らないケースが多いと思います。

そこで創刊号の冒頭に集合写真を入れて、営業スタッフ以外にも多くの人が働いていることをアピールしましょう。
読者に「会社の規模の大きさに驚いた」「営業スタッフ以外の顔も見られて、改めて信頼できる会社だと思った」という印象を与えられます。

写真と一緒に、「○○(ニュースレターのタイトル)の発行を始めました!」というキャッチコピーも入れて、ニュースレターの定期発行が始まったことをお知らせしましょう。

「スタッフ全員で集合写真を撮ろうとしても、誰かが目をつぶった写真ばかりになってしまう…」と困ったら、1人ずつ別々に撮影したものを合成するのがおすすめです。
真っ白な背景を用意して1人ずつ撮影したあと、人物の部分だけを切り抜いて集めれば、まるで集合写真を撮ったように見えますよ。

2.社長(店長)の挨拶

スタッフの集合写真の下に、社長や店長だけの写真を載せて、創刊の挨拶を入れます。誌面のサイズによっては、これで1ページ目が埋まるはずです。

この挨拶は、読者への礼儀だと考えて入れましょう。

理由は、あなたがどこかの会社のニュースレターの読者だったらと想像してみるとわかります。
ある日突然創刊号が送られてきましたが、このニュースレターに関する説明も挨拶も書いてありません。
1ページ目には「先日の展示会は好評でした!」と大きく書いてあり、中はスタッフ紹介などがあるものの、どこを見てもニュースレターを送り始めた理由が書かれてない…そんなニュースレターを受け取ったら、「これは一体何?どうして自分に送ってきたの?」と思いませんか。

読者をそんな風に困惑させないために、まず

  • 自分たちはどんな会社か
  • 何のためにこのニュースレターを作ろうと思ったのか
  • どんな人たちにどんな情報を届けようと思い送付したのか

を伝えましょう。
そして、「つきましては、年に4回程度の発行になると思いますので、何卒よろしくお願いいたします」という締めくくりがあれば、読者は安心して受け取って、読むことができます。

3.今後連載になるような企画(1~3個)

創刊号のメインはあくまで集合写真と挨拶だと考えて、残りのページに前々回と前回でアイデアを出した企画を載せましょう。
前々回と前回で、アイデアを出して整理、順位付けを行ってきましたね。


前回の順位付けで◎をつけた「メインにしたい企画」は、2号目以降、1ページ目の一番目立つところに置くようにします。
創刊号ではサブ企画だと考えて、2ページ目など、挨拶の次に当たる場所に載せておきましょう。
2号目から本格的に連載を始めるイメージで、「これからこんな企画を載せていく予定ですよ」という紹介とプレ連載を始めます。
こうした企画を1個から3個程度選んで載せましょう。

4.編集後記

最後に編集後記も忘れずに載せます。

「このニュースレターはいかがでしたか?」
「これから年に4回程度発行していこうと思いますので、もしよかったら応援メッセージやご感想などを、このメールアドレスや担当スタッフまでぜひお寄せください」
「感想をもらえたら、スタッフ一同とてもうれしいです!」
という風に、さりげなくコール&レスポンスにつなげるのがおすすめです。

創刊号からコール&レスポンスを意識しよう

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コール&レスポンスは、第3回の講座で詳しく解説しましたね。
成果の出るニュースレターを作り上げるためには、お客様との双方向のやりとり、コール&レスポンスが続く仕組み作りが重要です。

ニュースレターを発行してお客様に届けることが、こちらから呼びかける「コール」に当たりますが、コールするだけではレスポンスはなかなかもらえません。
創刊号を発行するときから、ニュースレターを読んだお客様からの反応「レスポンス」がもらえる仕組み作りを始めましょう。
第3回でも解説しましたが、大切なのは読者が「レスポンスしたくなる環境」を作ることです。

コールとレスポンスをセットにして誌面の内容などを考えましょう。
例えば、感想を送りやすくするために感想フォームに飛べるQRコードを入れる、感想用ハガキを同梱する、お客様に会ったら直接聞くなどの方法があります。
ニュースレター上にクイズを入れてクイズの回答という形でレスポンスをもらったり、もらった感想をニュースレターに掲載することでほかの人が感想を書くハードルを下げる方法もおすすめです。

ついつい「ニュースレターを作ること」を目的にしてしまいがちですが、ニュースレターを発行しておしまいでは売上アップなどの成果が出ません。
「ニュースレターを作りさえすれば読者が感想をくれるのではないか」と読者に期待するのではなく、レスポンスは自分たちが工夫して手に入れるものだと考えて行動しましょう。

この機会に第3回の内容もおさらいしてみてくださいね。

初めてのニュースレターには挨拶と自己紹介を忘れずに!

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今回は創刊号にぜひ入れてほしい内容について解説しました。

誰かと顔を合わせて話すときには、挨拶と自己紹介は欠かせないものですよね。ニュースレターも同じです。
読者が目の前にいると思って、まずは挨拶と、自分たちは何者なのかを伝えて、安心感を持ってもらいましょう。

そしてニュースレターでは、読者がレスポンスしたくなる仕組み作りが大切になります。創刊号を作るときから意識して紙面に盛り込みましょう。

次回は、新シリーズ「記事を書く前の準備」の1回目、スケジュールの決め方について解説します。
原稿を書く前に欠かせないスケジュール設定について詳しくご紹介しますので、ぜひご覧ください。

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