原稿の書き方!デザインを依頼するときのコツを解説【ニュースレター作成講座第24回】


今回は「原稿の書き方」の6回目。
原稿を書き終えたあと、デザイナーにニュースレターのデザインを依頼するときのポイントを解説します。

ニュースレターに使う文章や素材を揃えたら、あと一息。
この工程では、外部のデザイナーの力を借りましょう。

デザイナーとやり取りする際のちょっとしたコツを知っておけば、完成までスムーズに進みますよ。

本記事では、オモシロホンポの代表を務める“かわけん”こと川上 健太郎が、デザイナーへの外注のコツについて解説します。

オモシロホンポとは?
ニュースレターを軸に広告・広報の制作を通じて、全体の99.7%を占めている中小企業の仕事をオモシロく演出することで日本を元気にすることをミッションとする会社。
これまで、34都道府県の100業種を超えるさまざまな企業のニュースレターを累計1,300号以上手がけてきました。

前回はかわけん流文章作成方法の具体例を解説しました。こちらもあわせてご覧ください。

ニュースレターのデザインは外注してOK

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前回までで、ニュースレター作成に必要な文章や素材は一通り揃いました。

次は、デザイナーにニュースレターのデザインを依頼しましょう。
「今まで自分でやってきたのに、デザインは外注していいの?」と思われるかもしれませんが、この工程に関しては外注して大丈夫です。

実はニュースレターを作る上で大切なのは、デザインよりも、今まで解説してきた紙面企画のアイデア出しやラフ作りをするほうなんです。

オモシロホンポでニュースレターを制作する際も、僕はデザインをほかの人に任せていて、自分ではやっていません。
それでも仕事は問題なく回っています。
前回まで解説してきた工程をきちんとやっていれば、デザインはほかの人に任せても大丈夫なんです。

逆に、前回までの工程を誰かに任せようとすると大変です。
企画のアイデア出しなどからやってくれるデザイナーは少ない上に、費用も高くなりがちです。

デザインのみをやってくれるデザイナーは人数が多く、費用も比較的安く抑えられるため、「デザイン以外の工程は自分できっちりやる」という意識で準備しておきましょう。

デザイナーに提出する素材は3種類

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外注するデザイナーが決まったら、下記の3つを提出しましょう。

  1. ラフ
  2. 原稿
  3. 素材

過去の講座で解説した東京ユニフォーム様の事例をもとに、詳細を説明します。

1.ラフ

上の画像は東京ユニフォーム様のラフを何度か書き直してできた最終バージョンです。
これがニュースレターの設計図となります。

文字や絵などは大雑把に書いていますが、これくらいのラフでも、「こんな感じで作ってほしい」という希望が伝われば問題ありません。
ラフの中に赤いペンで数字が書いてありますが、この数字は原稿や素材とリンクしています。

2.原稿

原稿は、Wordやメモ帳などを使って保存したニュースレターに使う文章です。

(1)、(2)のように番号がついていますが、これは先ほどのラフに赤いペンで書かれた番号と対応しています。
(1)の文章は、ラフの①の部分に入れてほしいという意味です。

(3)に<<「IMG_7907.HEIC」>>と書いてありますが、これは写真の番号です。
ラフの中にも「7907」と書かれた場所があり、ここに該当のファイル名の写真を入れてほしいという指示になっています。

(6)はやや長めの文章。
ラフを見ると、⑥は先頭に「アシスタント」という文字があり、そのあとはZに横線を引いたような図形が書いてあります。
このZの部分に収まるように文章を配置してほしいという意味です。

このように、手描きのラフと原稿の内容を数字で繋げたものを用意しましょう。

3.素材

素材は、写真など文章以外でニュースレターに入れたいものです。
例えば上の画像には、今回のスタッフ紹介に登場する本宮さんの写真が載っています。

その下にあるのはデザイナーに送るファイル名のリストです。一例ですが、こんな風に使いたいデータを整理しておきましょう。

  • 「001_素材」のフォルダに、使いたい写真やイラスト
  • 「002_原稿」にニュースレターに使いたい文章
  • 「003_ラフ」には最終バージョンのラフ画像

をそれぞれ保存します。

今回の事例では、デザイナーに依頼して、下のようなニュースレターが完成しました。

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少し文章や写真の位置が変わりましたが、おおむねラフのイメージ通りになっていることがわかると思います。

ちなみに、最初に作ったラフは下のようなものです。

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ここから少しずつ作業を進めてきた結果、こうしてニュースレターが出来上がりました。

デザイナーとスムーズにやりとりするコツ

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スムーズに外注するためには、素材の送り方やコミュニケーションの取り方にも気を配りましょう。

  1. 素材はフォルダにまとめてギガファイル便などで送る
  2. ミーティングなどでイメージを伝える

それぞれ詳しく説明します。

1.素材はフォルダにまとめてギガファイル便などで送る

必要な素材はフォルダにまとめ、大容量の場合は「ギガファイル便」やDropboxの共有などを利用して送りましょう。
フォルダが整理されておらず、どこに何があるのかわからない状態では、デザイナーも仕事をしにくくなります。

また写真をたくさん載せる予定の場合、どうしてもデザイナーに提出する素材の容量も大きくなりがちです。
メールに添付する形ではうまく送受信できないなど、相手に迷惑をかけてしまう恐れがあるため、ギガファイル便のように大容量のデータを送るのに適した方法を利用してください。

2.ミーティングなどでイメージを伝える

素材を送って「デザインを作ってください」と言うだけでは、こちらがイメージしていたのと違うものが出来上がってしまう可能性があります。

トラブルを防ぐために、こだわりたい部分やデザイナーに任せたい部分などのイメージを伝えましょう。
メールの文章では伝わりにくいこともあるため、ZOOMなどでオンラインミーティングを行うのがおすすめです

もしミーティングのスケジュールが合わない、忙しすぎてミーティングの時間を取れないといった状態のときは、ZOOMの録画機能などを使って映像と音声で説明するのもよいでしょう。
「こんなイメージで作ってほしい」という希望を一人でしゃべったものを録画して、デザイナーに送り、相手の都合のいいときに見てもらいます。
文章だけで説明するより細かいニュアンスを伝えられるので、試してみてください。

上手に外注してニュースレターを完成させよう

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今回はデザイナーにデザインを外注するときのコツを解説しました。

ラフを見ればどこに何を配置すればいいかわかるように工夫したり、デザイナーと顔を合わせて詳しい希望を伝えたりすることで、イメージに近いニュースレターを作ってもらうことが可能です。

次回は、ニュースレターのデザインを外注するメリットについて解説します。
今回の記事を読んで「外注するより自分でデザインしたほうがよいのでは?」と思った人もいるかもしれません。
しかしデザインを外注するメリットはたくさんあるので、ぜひチェックしてみてください。

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